今回は、Python と WebアプリケーションフレームワークのDjango(ジャンゴ)を、Windows10環境にインストールしてみたいと思います。PythonでWebアプリケーションの開発は初めてなので、勉強しながら数回に分けて記載したいと思います。
Python インストール
①Python3 ダウンロード
まずはpythonの最新版(2022.2.7時点)を公式サイト「https://www.python.org/downloads/」からダウンロードします。Pythonのバージョンは、3.10.2のようです。


②Python3 インストール
ダウンロードした実行ファイルをだブルクリックし、インストール開始。インストールフォルダはデフォルトのままでパスに追加しておきたいので、「Add Python 3.10 to PATH」にチェックをいれて「Install Now」を実行。


数分だけ(2分くらい)で、インストールが完了。

③Python インストール後のバージョン確認
Pythonのインストール完了後、念のためにバージョンを確認しようとコマンドプロンプトを起動(cmdを実行)し、「python -V」で確認しようとするも、Python と表示されるだけで、バージョンが表示されない(注①)。
PCの環境にもよるかもしれないけど、whereコマンドで調べると、別フォルダのWindowsApps配下の実行ファイルを参照(注②)しているようで、
コマンドプロンプトでPythonのバージョン確認 (表示されない)

アプリ実行エイリアスの確認 (python.exe)
「アプリ実行エイリアス」と入力実行し、アプリ実行エイリアスなるものを表示すると、python.exeのエイリアスが設定されていたので、選択を外して無効化。上記③で再度whereコマンドを実行し、エイリアスが解除されているのを確認。

コマンドプロンプトでPythonのバージョン確認 (表示された)
恐らく、新しくPythonをインストールしたPATHを設定すれば良いと思うものの、一度アンインストール後に再インストールをし、再度、Pythonバージョン確認のコマンドを実行(オプションは「-V」「–version」のどちらでも可)して確認すると、今度は無事に「Python 3.10.2」と表示された。

Django(ジャンゴ) インストール
Django(ジャンゴ)は、Python版のWebアプリケーションフレームワークで、PHPでいうところの「Laravel」や「CakePHP」のようなフレームワークということで、早速インストールをしてみる。
Djangoのインストールは、pipコマンドで実行できるらしく、コマンドプロンプトを起動し、以降のコマンドを実行。すると、モジュールのダウンロード&インストールを開始された。
「 pip install django 」
①Djangoダウンロード&インストール
Djangoインストールコマンドを実行

Djangoインストール後のバージョン確認
「Successfully」とメッセージが表示され無事にインストールは完了。但し、Warningが表示されたが、pip の最新版があるよとのことらしいが、特に大きな影響はないだろうから、今回はスルーする。
早速、djangoのバージョンを以下のコマンドを実行して確認。
「python -m django –version」

無事にDjangoのバージョンも確認ができた。次回は、Pythonの開発環境(IDE)をインストールしてみたいと思う。
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