はじめに
Docker（ドッカ―）とは？
Dockerとは、Docker社が提供するコンテナ仮想化を用いたプロダクト。仮想化することで、開発環境の構築などプロジェクト内で共有しやすくなり、各自での環境構築やインストール手間を抑えることが可能
WSL とは？
WSLは、Windows Subsystem for Linux の略で、Windows環境(10以降)に搭載されるLinuxの実行環境のことで、Windows上でサブシステムとして、Linuxを利用できるようになります。
事前確認（WSL・仮想マシンプラットフォーム）
事前確認として「WSL」と「仮想マシン プラットフォーム」の有効化を行います。
「Windowsの機能の有効化または無効化」表示
「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化」で遷移（※もしくは、左下Windows枠に「Windows機能」と入力し、同画面を表示＆選択）
「Linux用 Windows サブシステム」の有効化
もしチェックが入ってない場合は、チェックを入れます。
「仮想マシン プラットフォーム」の有効化
もしチェックが入ってない場合は、チェックを入れます。
WSL2 インストール
WSL2 インストール
Power Shell 起動
「Windows」＋「ｘ」ボタンを押下し、(A)Power Shell（管理者）を選択＆起動します。
WSL (Ubuntu) インストール
WSL (Ubuntu) インストールのコマンド（※1）を押下します。実行後は、Ubuntuのダウンロードとインストールが開始されます。
wsl --install -d Ubuntu（※1）
WSLカーネルインストール完了＆再起動
インストール完了したら、システム再起動（Windows）します。
Linuxユーザアカウントとパスワード設定
Windows再起動後、以下インストール画面が進み完了すると、Linux（ubuntu）のユーザアカウントの入力「Enter new UNIX username:」になります。任意のユーザ名を入力します。
続いてパスワード入力（２回）をします。
Ubuntu 20.04 LTS インストール完了
Ubuntu インストール完了のメッセージが表示されます。
WSL2 バージョン確認
WSLのバージョン確認をします。「wsl -l -v」をPowerShellで実行し、WSLがVERSION「2」で表示されていれば、WSL2のインストール完了です。
※ちなみに上記の手順では不要でしたが、もしWSL2ならなかった場合は、インストール実行前に（※2）をお試しください
wsl --set-default-version 2（※2）
なお、Linuxターミナル上からコマンドで確認可能です。
「cat /etc/os-release」をコマンドラインで実行＆バージョン確認
Docker Desktop インストール
Docker ダウンロード（Windows版）
以下サイトにアクセスし、Dockerデスクトップ（Windows版）をダウンロードします。
https://docs.docker.com/desktop/install/windows-install/
Docker インストール（Windows版）
Docker Desktop インストール
ダウンロードしたDockerのexeファイルをダブルクリックします。
「WSL2」にチェックを確認し「OK」押下でインストールを進めます。
Docker Desktop インストール完了
Docker Desktop 起動確認
Docker Desktop 初期画面
Windows再起動後、アイコン実行すると、初期設定画面が表示されます。ライセンス内容を確認し「Accept」を押下します。※250人以上の企業や他条件により有償になる場合もあるのでご確認ください。
Docker Desktop 設定（General）
※Use the WSL 2 にチェックされていることを確認
Docker Desktop 設定（リソース）
※Ubuntu がON になっていることを確認（ONにする）
Docker コマンド確認
docker run hello-world
コマンドラインで「docker run hello-world」を実行すると、初期コンテナ Hello-world が実行され、以下のメッセージが表示されます。
docker images
コマンドラインで「docker images」を実行すると、imagesの情報が表示されます。
基本的な Docker の起動確認が取れました。
次はいろいろなコマンド実行やコンテナ環境を触ってみたいと思います。
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