WordPress XML Sitemaps プラグイン導入
①サイトマップとは?
WordPressなどでWebサイトを立ち上げて、初期の段階でしておくべきこととして「セキュリティ対策」と「SEO対策」があります。その中でも、SEO対応の一つとして、Google等への検索エンジンへのサイトマップの登録があります。
その名の通り、Webサイトのページ情報を「サイトマップ」として登録するのですが、XMLファイルとして、ページ情報や更新情報を出力するのが一般的です。勿論、自分で出力や更新しても大丈夫ですが、手間ですので「sitemap.xml」ファイルとして、WordPressには自動で出力してくれるプラグインを利用したいと思います。
②サイトマップ出力用 プラグインの選定
WordPressのサイトマップXML出力用のプラグインは多数あり、実際に「プラグイン」→「新規追加」でキーワードに「sitemap」と入れて検索すると、545件もヒットしました。
その中でも、特に有名な以下の3プラグインに絞り、どれを導入するか検討しました。
※( )内の数字は、2022.2時点でのスターの数
- All in one SEO (2,009)
- Yoast SEO (27,429)
- XML Sitemaps (2,126) ※旧Google XML Sitemaps

「All in one SEO」は多機能、「Yoast SEO」は評価も利用者も高いので、少し迷いましたが、今回は「Cocoon」をテーマで利用していることもあり、シンプルそうで、かつ、Googleを信用して「XML Sitemaps」を利用することにしました。
③XML Sitemaps プラグイン インストール
実際にみてみると、類似した名前も多く(これ大丈夫なの?多数あり)検索し、数ページほど改ページ後に、以下のプラグインで「今すぐインストール」を押下し、インストールを実行。

すぐに「インストール中」→「有効化」へボタン表示が変わり「有効化」ボタンを押下。

無事に管理画面に「XML Sitemaps」が追加されました。

XML Sitemaps プラグインの設定
XML Sitemaps プラグインのインストール完了後、早速、設定をしてみました。
①プラグインの初期設定と変更
基本的な設定
「基本的な設定」の初期設定の内容

投稿の優先順位
初期は「コメント数」に設定されているが、自分で設定した優先順位を採用したいので「優先順位を自動的に計算しない」にチエックを変更。

Sitemapコンテンツ
カテゴリーページを含ませたかったので、チェックを追加。「詳細なオプション」の「最終更新時刻を含める」は、重要そうなので、チェックはつけたままにしておく。

Change Frequencies
Change Frequencies(更新頻度)は、今後のサイト更新に合わせて変更する。まずは初期値のままで様子をみる。(今月のアーカイブが毎日ということは、更新した日は反映されるのかな)

優先順位の設定
上記で個別に設定を選択したので「投稿」や「カテゴリー別」を少し上げてみる(画面は変更前の初期設定の数値)。逆に「投稿者ページ」は非表示にしたので値を下げてみよう。

出力された sitemap.xml
XML Sitemap を導入すると、ドキュメントルートのフォルダ直下に「sitemap.xml」ファイルが出力された。このファイル(sitemap.xml)を、各検索サービスの「Google Search Console」や「Microsoft Bing Webマスターツール」 に登録すれば、定期的なサイト更新情報をクロールしてくれる。

これでプラグインの導入とサイトマップの作成は完了。暫くは更新後の様子を確認することにします。
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