【RPA】Power Automate for desktop の導入と初期設定

Power Automate
この記事は約3分で読めます。

Power Automate インストール

①RPAとは?そのメリットは?

 まず初めに、最近よく耳にする「RPA(Robotic Process Automation)」ですが、ロボティック・プロセス・オートメーションのことで、大まかにいうと、ソフトウエアのロボットを使って、プロセス(作業の過程)などを自動化したり、パソコン上の繰り返し作業などの効率化をする技術のことです。

 主に以下のようなメリットが期待されます。

  • 自動化による作業の効率化(DX対応)
  • 手作業を減らすことで人件費の削減
  • 作業時間の短縮による迅速化と生産性の向上
  • 人為的ミスの防止による業務品質の向上
  • 単純作業の軽減によるモチベーションのアップ

②Power Automate とは?

 最近は、様々な「RPAツール」が製品化されており、あくまで一例ですが、代表的なものとして、以下のようなRPAツールがあります。

  • Power Automate( Microsoft社 )
  • UiPath ( UiPath社 )
  • WinActor ( NTTアドバンステクノロジ社 )
  • Automation Anywhere ( オートメーション エニウェア ジャパン社 )
  • BizRobo! ( RPAテクノロジーズ社 )

  その中でも、まず今回は、Microsoft社の「Power Automate」を使ってみようと思います。UiPathも気になっていますが、個人的な理由としては、以下の通りです。

  • Microsoft社の製品で無料で使える (※利用制限あり)
  • MS Office365・Teams・他Windowsアプリとの親和性がよい
  • 今後の機能拡充や飛躍が期待できる(利用者も増えそう)

③Power Automate ダウンロード

 Power Automate は、Microsoft社のサイトよりダウンロードできます。以下のように検索すると、ダウンロード&インストールのページがヒットするので、そこからダウンロードします。

④Power Automate インストール

 先にダウンロードしたファイルを実行し、インストールを開始します。

数分待つと、簡単にインストールが完了します。

⑤ブラウザ拡張機能 (アドオン/プラグイン)のインストール

 RPAで利用するブラウザ「Google Chrome」「Microsoft Edge」「Firefox」の3種類のリンクがありますが、リンクを押下することで、各ブラウザの拡張機能を追加することができます。

 Webブラウザを利用して、ホームページのデータを抽出したり、フォームに自動入力したりする際に利用できますので、利用しているブラウザがあれば、追加するのが良いと思います。(後でも追加は可能です)

Microsoft Edge プラグイン(拡張機能)追加の場合

⑥Power Automate 起動

 先述のインストール後に「アプリを起動」を押下し、Power Automateを起動します。
なお、起動時に「サインイン」を求められますので、Microsoftアカウントか他でサインインが必要です(※ここでは、その手順は割愛します)

Power Automate 起動 (トップ画面)

 サインインし、進めていくと「フロー名」の入力があるので、そのまま入力して進むと、メイン画面が表示されます。これで、無事にインストールされて起動することが確認できました。

 次は、Power Automate を使って、実際に自動化処理をしてみたいと思います。

コメント