【A5:SQL Mk-2】インストール
①A5:SQL Mk-2 とは?
A5:SQL Mk-2(読み:エーファイブ・エスキューエル・マークツー)は、データベース操作ツールで、SQL開発環境やER図作成(テーブル定義書の自動出力)ができる多機能なフリーソフトです。システム開発時においてデータベース接続し、各種データ操作(登録/確認/更新/削除)が視覚的に操作でき便利なツールです。なお、一部文中では「A5M2」と表記させていただきます。
②A5:SQL Mk-2 ダウンロード
「A5:SQL Mk-2」の公式サイトは、以下の通りです。
https://a5m2.mmatsubara.com/
ここでは「Microsoft Store」からダウンロードしてインストールしたいと思います。「Vector」からもダウンロード可能で、どちらがよいかは公式サイトに説明があるので、そちらをご覧ください
( ※2022年3月現在 Version 2.17.1 / インストール端末:Windows10 )

Microsoft Storeからダウンロード
右枠のボタンを押下し、Microsoft Storeを開きますか? のダイアログが表示されたら「Microsoft Storeを開く」を押下します。

Microsoft Storeが開いたら「入手」を押下します。ダウンロードが開始されます。

③A5:SQL Mk-2 インストール
ダウンロードが完了したら、自動的にインストールが開始されます。インストールが完了したらボタン表示が「入手」から「開く」に変わります。「開く」を押下すると「A5M2」が起動します。
A5M2 起動

なお、次回からの起動方法は、スタートメニューに追加されている「A5:SQL Mk-2」のアイコンを押下します。(※デスクトップにショートカットを作成しても良いかもしれません)

初期表示(起動後)
以下の画面が起動されれば、インストールは正常に完了しています。次はデータベースへの接続確認と接続設定をしたいと思います。

【A5:SQL Mk-2】データベースへの接続確認と追加設定
①データベースの追加と削除(MySQL/MariaDB)
データベースの追加を行います。ここでは「MySQL」へ接続する場合を例に説明します
(※データベース環境が既に構築されている前提で進めさせていただきます)
データベースの追加と削除
初期表示画面のメニュから「データベース」→「データベースの追加と削除」を押下します。


追加するデータベースの接続タイプを選択
上記の画面(データベースの追加と削除)で「追加」を押下し、ここでは、接続対象のデータベース(例:MySQL/MariaDB)を選択、押下します。

データベースの内容を登録
DB接続に必要な項目「ホスト名」「ユーザID」「パスワード」「データベース」「キャラクタセット」「ポート番号」をそれぞれ入力・選択します。パスワードを保存したい場合は、チェックを入れます。※保存しない場合は接続時に毎回入力します。

②データベースへの接続
テスト接続(MySQL)
入力後は「テスト接続」を押下します。先ほど設定したMySQLへテスト接続をします。(※ここでは、ローカル端末(Xampp)への接続を前提にしていますが、外部サーバの場合は、外部のホスト名などを入力します)

「接続に成功しました」が表示されれば成功です。もし「接続に失敗しました」が表示された場合はエラーメッセージを確認し、入力内容を修正して再度接続の確認をしてください。
「追加」を押下すると保存したい接続設定情報を入力するダイアログが表示されます。
A5:SQL Mk-2 で識別するデータベース別名を入力
「データベース別名」を入力します。接続ホスト先とDB名などがわかりやすい名前を入力し「OK」を押下すると、先ほどの「データベースの追加と削除」の画面に接続先が追加されれば登録は完了です。


次回からの起動時は、上記の対象の接続先を選択(ダブルクリック)すれば、接続情報が開きますので、再入力は不要になります。これでデータベースの追加は完了です。
次回は「A5:SQL Mk-2」のデータベース操作方法を整理したいと思います。
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