【A5:SQL Mk-2】はじめに
今回は、A5:SQL Mk-2(多機能で便利なフリーソフトのデータベース操作ツール)を利用して、データベース操作方法や、実際にWordPress(Cocoon)のテーブルやデータを確認してみたいと思います。
(参考)A5:SQL Mk-2 公式サイト
※ソフトウエアの詳細およびダウンロードはこちらを参照ください
https://a5m2.mmatsubara.com/
(参考)A5:SQL Mk-2 インストール・データベース接続
同ツールのインストールやツールの概要・データベース接続などは、上記の公式サイトおよび、前回の「A5:SQL Mk-2」に関する以下の記事などを参考にしていただければと思います。

データベースへの接続、スキーマとテーブルの確認
①A5:SQL Mk-2 起動~DB接続(データベースログイン)
インストール済のアイコンを押下し「A5:SQL Mk-2」を起動します。
データベースログイン
前回「A5:SQL Mk-2」で設定した情報を元にDB接続します。ここでは、既に構築されたlocalhostのMySqlへの接続を行います。赤枠の接続対象の「データベース」をダブルクリック後、「接続」を押下し、データベースにログインします。(※DB接続は、上記で先述の前回記事を参照ください)

対象スキーマとWordPressテーブルを開く
データを確認したい「スキーマ」を押下します。ここでは既に設定済のWordPressのスキーマ(wp)をダブルクリックします。※(補足)スキーマの名称は、各自でインストール時に設定した名称になりますので、個々の環境で異なります。
ここでは「スキーマ(wp)」→「テーブル」を押下すると、対象テーブル一覧が表示されます。

②WordPressのテーブル一覧(Cocoonのテーブル含む)の確認
上記で表示したスキーマを確認すると、テーブルは計17あり、WordPressテーブルが12(赤枠内)、Cocoonテーブルが5(青枠内)あるようです(※導入しているそれぞれのバージョンやプラグインやカスタムによって、テーブル数は異なると思われます。あくまでも参考としてご留意ください)
A5:SQL Mk-2 テーブル一覧表示(WordPress+Cocoon)

【利用中の各種バージョン】(参考) ※2022年3月時点で利用している同環境
- WordPressバージョン:5.9.2
- PHPバージョン:7.4.28
- Cocoonバージョン:2.3.9
WordPressテーブル一覧(12テーブル)
- wp_commentmeta
- wp_comments
- wp_links
- wp_options
- wp_postmeta
- wp_posts
- wp_term_relationships
- wp_term_taxonomy
- wp_termmeta
- wp_terms
- wp_usermeta
- wp_users
Cocoonテーブル一覧(5テーブル)
- wp_cocoon_accesses
- wp_cocoon_affiliate_tags
- wp_cocoon_function_texts
- wp_cocoon_item_rankings
- wp_cocoon_speech_balloons
A5:SQL Mk-2 での「wp_options」のデータ表示例
閲覧したい対象テーブルをダブルクリックして設定されているデータを表示。WordPressの設定項目とデータの内容が確認できます。

A5:SQL Mk-2 での「wp_options」カラム定義の表示例
選択されたテーブルの「カラム」のタブを押下すると、テーブル定義の「物理名」「データ型」「必須」等が表示されます。他も同様に「インデックス」「制約」なども簡単に閲覧することが可能です。

最後に
注記事項(WordPressのデータ更新等は、管理画面での実施をお勧めします)
※今回ご紹介したデータの確認(追加更新削除も可能)は、ツールのイメージしやすいように記載しました。「A5:SQL Mk-2」は、WordPressでのプラグイン開発やPHPおよびMySQLなどを理解している開発者には非常に便利なツールですが、あくまでも「WordPressのデータの更新等は、管理画面での実施をお勧めします」
最後に
今回は「A5:SQL Mk-2」で実際にWordPressやCocoonのテーブルのデータが簡単に確認することができました。次回は「テーブル定義書」の自動起動やその他の便利な機能を整理したいと思います。
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