【Visual Studio Code】空白文字の表示設定を変更する
はじめに
Visual Studio Code(VSCode)の空白文字(whitespace)の初期設定は、該当部のソースコードを選択しないと表示しない「selection」が既定になっている。その際の表示設定の変更手順を少し整理したいと思います。
VSCodeで空白文字を表示する理由
- タブ文字と空白文字が混在するのは好ましくない(コメント部を除く)
- 開発プロジェクトでは、コーディング規則でどちらかに統一しておくべき
- Pythonでのインデントは環境依存の「タブ文字」は推奨されない
※Pythonではインデント違いで「IndentationError」になるため機種依存のない半角スペースを推奨
【VSCode】空白文字(whitespace)表示設定の変更方法
Editor:Render Whitespaceの設定メニュの場所
「ファイル」→「ユーザ設定」→「設定」と遷移する。

Editor:Render Whitespaceの種類と設定内容
エディターで空白文字を表示するかどうかを制御
1 | none | 空白文字を表示しない |
2 | boundary | 単語間の単一スペース以外の空白文字を表示 |
3 | selection | 選択したテキストのみ空白文字を表示 |
4 | trailing | 末尾の空白文字のみ表示 |
5 | all | 全ての空白文字を表示 |
【選択肢の例】


上部の入力エリアに「whitespace」と入力して絞り込み「Editor:Render Whitespace」から該当する選択肢で表示したい設定内容をプルダウンから選択したら変更完了!
【表示例】selection
選択したテキストの範囲内のみ空白文字が表示される(既定) ※少し分かりにくいかも・・

【表示例】all(全角スペースと半角スペースの表示例)
全ての空白文字を表示。オレンジ□は、全角スペースの表示例

【表示例】all(半角スペースとタブ文字の表示例)

※ちなみに「全角スペース」がもしこんな所にあれば論外でエラーですが、常に表示していたら一目瞭然なので、個人的には「all」にしました。以上です。
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